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ルガーP08 フォアエンド取り付け依頼

さてさて、先日虚空弾道さんと逸品屋さんにお会いして遊んで来たんですよ。
虚空さんのビゾンやら逸品屋さんの手塩に掛けたWAM4カスタムやらを弄らせて頂ました~。
んでその時に虚空さんから2点作業を依頼され、その内の1点が今回のネタ、タナカP08へのフォアエンド取り付け加工でした。
このP08、手製の12inアウターバレル及びフォアエンドが仮組されていたんですが、フォアエンドをアウターバレルに固定してあると言う代物。
ご存知の様にP08は作動時にバレルごとショートリコイルするんですが、アウターに直接フォアエンドが装着されてるとトグルを起こす事も出来ないんですな。
完全御飾り状態の未完成品を虚空さんが中古入手されたとの事で、マトモに操作出来るようフォアエンドをフレーム側に固定するのが今回の任務な訳です。
で、画像に有るのが元々アウターに固定されフォアエンドが取り付けられていたパーツです。
「コレを~フレームに固定してw」てな感じでお願いされましたが正直ムズくないか・・・コレ?
ムズさの元凶は、このフレームZEKEの削りメタフレなんですな。
ワタシゃ溶接なんぞ出来ませんし、それ以外の固定方法と言えば穴あけてビス止め位しか出来ませんがな。
つうかソレ以前に非常に御高いZEKEのフレームに穴あけだのフライス加工だのするのは気が引けまくりな訳で・・・・・w
「失敗しても気にしませんよ~。」っとのお言葉を信じつつ作業開始です。

最初は元々のステーをフレーム内側からビス止めすりゃ良いかとタカをくくって居ましたが、イザ加工となるとフレーム前部にはテイクダウンレバーやらレバーのプランジャースプリングやらが嵌る関係上、上手い事固定出来そうに有りません。
そこで結局画像上側のステーを新造して対処しました。


パーツ的には2ピース構造で、フォアエンド固定用の穴が開けてあります。
材質はいつものA2017Sより削り出しました。
T字型に加工した小パーツが今回のミソですね~。

この辺りはトリガーガード前に密着するように製作してあり、ピッタリ合う様にチョッと削っちゃ組んでの繰り返しで非常にメンドかったス。

フォアエンドを固定するためのスリット状の穴をあけましたが、穴の中にフォアエンド固定プレートの抜け止め用のスプリングとプランジャーを仕込んであります。

んで、肝心の固定法方ですが、ピンク〇部分に3mm×2mmのスリットを掘り、ミドリ〇部にM3の皿ビスが入る穴を加工。

スリット部にT字型加工パーツを嵌め込み、ステーでフレームを挟み込んでM3ビス2本で固定します。


こんな感じに~。
結構ガチガチに固定出来てますがまぁあんま無茶な取り扱いは厳禁な方向でシクヨロw

フォアエンドも上手い事取り付け出来て良かった良かった。
・・・・・・なんて言ってますが固定ネジ穴あけてる時に、固定に使用していたアルミバイスにクラックが入りパーツがズレてネジ穴も少しズレちゃいました。
ほんとすんません。