INOKATSU2号機 内部調整

INOKATSU2号機 内部調整

さて、INOKATSU2号機ですが内部調整に移ります。

まず最初にHOPチャンバー廻りから手を付けていきましょうかね。

此処だけは絶対に変更必須ですからね~。HOP調整の度にアウターバレル全バラしなんざ願い下げですから。

今回使用したのは、Prime製WAM4パーツの出始めの頃に流通した旧型アルミバレルガイドです。

長らくパーツ箱の中に放置されてましたが、今回金欠のためやむなく登板することに。

INOKATSU2号機 内部調整

この製品は本来非ブルズアイバレル対応なのですが、少々の加工でブルズアイでも使用出来ます。

使ってみて分かったんですが、意外と使える良パーツでした。特にHOP調整はアルミ製HOPレバーのPrime製新型バレルガイド(WAM4バレル用)よりファジーな感覚で好印象。

ついでにINOKATSU純正バレルソケットのフィードランプ傾斜も加工します。(画像なし)

INOKATSU2号機 内部調整

余談ですが、バレル廻りといえば2010と2011ではフランジ厚が若干違います。

画像上が2010、下が2011付属のアウターですが、2011のアウターに実RIS2等を組むと結構隙間があいちゃいます。

INOKATSU2号機 内部調整

さあお次はファイアリングブロック廻りの小調整。

定番のボルトキャッチとノズルの干渉対策で切削します。

INOKATSU2号機 内部調整

また、ボルトキャッチの作動を確実な物とする為にシムでガタ取りしました。

この辺りはマガジン側からのキャッチ作動の為の入力を無駄なく伝達する為の処置ですね~。

INOKATSU2号機 内部調整

INOKATSU2号機 内部調整

更に追加工で、ブロックにM3芋ネジを追加。今回の個体はファイアリングブロック自体が結構ガタついていたのでネジで規制してあげます。

INOKATSU2号機 内部調整

こんな感じでブロックをフレームへ組み込み後に追加固定。これでばっちり固定完了。

その他のロア側臓物パーツですが、ハンマースプリングの足を曲げ加工してテンションダウンさせたり、ハンマー&ディスコネやトリガーとの接触面を研磨した程度です。あ、バッファースプリングはこれまた絶版のプロテック製不等ピッチを使用してます。


INOKATSU2号機 内部調整

再度アッパー側に移りますが、フォアードアシストのライブ化はあじゃさんトコの真似っこでAngryGun製WEM4用を使用してます。

こちら先日のVショーに行った際、新宿エアボーンさんにて購入しました。

噂には聞いてましたが品揃え良いですねぇ。田舎暮らしな我が身が恨めしい・・・。

んで、アシストですが私はアシスト本体側をちょいと削りました。

不安になる位サクサク切削出来ましたが快削鋼とかなんでしょかね?

更にアシストノブの頭はAngryGun製の同心円状モールドが今一気に入らなかったんで2008イノレシーバー付属の物を移植してみました。

こちらはピン抜いて組み替えるだけ。互換性ありです。


INOKATSU2号機 内部調整

んで、肝心のボルト廻りですが・・・・。

キャリアはINOKATSU純正をそのまま、ノズルも純正を軽量化して使用してます。・・・うん、まあいつも通りですね~。w

今回更に気合い入れて31グラムまで落としてあります。

ここまで落とすと0.5Mpaでもビシビシ動いてくれてちょっと嬉しかったり。

不思議とボルトのバウンドも無く非常に快調作動。


さて、次回作動動画あげて〆かな??




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2013年04月07日 Posted by lightstaff  at 22:34 │Comments(15)INOKATSU M4 GBB

この記事へのコメント
さすが、痒いところにも手が届くチューンナップ講座!w
ファイアリングブロック周りなんて気にもしてませんでした。(早速シム調整なうw)

ノズルの軽量化ってやっぱり効きますか? 意外とそのままでも動くなーと思ってたんですが、更に変わるのかしら…?

あ、ウチの尻アルはW31197*でした。150丁の間にロアフレームに一体何が!?w
Posted by あじゃあじゃ at 2013年04月07日 23:34
>>あじゃさん

今晩は~。

>早速シム調整なうw

書き忘れましたがハンマーの左右方向のガタもシム等で規制しとくとフルオートのドライブが安定します。・・・・つかした気がしますw

>ノズルの軽量化

ぶっちゃけギンギンに温めたマグでちょっと撃つ時や0.8Mpa程度の比較的高圧なソースでドライブする分にはかえってリコイル落ちます。
ですが、0.5Mpa程度の低圧だと軽量化したほうが俄然キビキビと動きますよ~。
うちのエアタンはMAX0.5Mpaで固定されてるんで・・・。
加工済みのノズル転がってるんで試してみます?
Posted by lightstaff at 2013年04月08日 00:19
おはざっす

いのかつ~ん欲しくなってきたあるよ!
資金無いけどw

チャンバー周辺、VFCの物が安くて狙い目かも?。
構造は、PRIMEや5KUみたいな感じ。
電ガンバレルも使えるし。
ただ、あの硬いHOPパッキンは、なじめないなぁ。
Posted by ぜっぷ at 2013年04月08日 09:18
>>ぜっぷさん

ばんは~。
イノ良いですよ~。Prime処分していっちゃいますか?w

>電ガンバレル

色々やって来ましたがマグナで組むにはやっぱWAパッキンが具合良いです。
つうか電動用インナー手持ち無いし・・・w
でもオクで5.5kでPrimeWAバレル用買えるんですねぇ。
安くなったもんだ・・・・。(遠い目
Posted by lightstaff at 2013年04月08日 21:52
>ですが、0.5Mpa程度の低圧だと軽量化したほうが俄然キビキビと動きますよ~。

ブローバック途中までノズルは固定されてるんで関係無いのかな〜と思ってましたが、ガスカット後のノズル引き戻しが軽くなるんでしょうかね〜?

>加工済みのノズル転がってるんで試してみます?

ぜぜぜぜ是非とも!!
次回長野出張の時にでもw
Posted by あじゃあじゃ at 2013年04月10日 01:27
>>あじゃさん

閉鎖位置からノズルを引き抜く時にボルトキャリアーの後退エネルギーが喰われてるんでしょうね。
ですから高めの圧で瞬間的に充分な加速がボルトキャリアーに与えられれば重いノズルでも気にならないんじゃないかと。

>次回長野出張の時にでもw

流石に居酒屋でぶっ放すのは気が引けるんで、あじゃさんのinoがセラコートから戻った頃にそちらに送りますよw
Posted by lightstafflightstaff at 2013年04月10日 11:38
はじめまして、楽しく読ませていただいてます
私のINOはボルトのバウンドが発生してしまっています・・・
いい解決法はありませんでしょうか?
Posted by ゼク at 2013年05月31日 16:50
>>ゼクさん

今晩は、lightstaffと申します~。

ボルトのバウンドは厄介ですよねぇ。

ゼクさんのINOがどんなセットアップなのか分らないので突っ込んだ原因究明は出来ませんが、 取り合えずリコイルバッファーを実銃用のカウンターウエイト内蔵の物に交換するのが簡 単かと思われます。 某オク等で入手出来ますが、INO純正のリコイルバッファの中に錘を仕込んでも同様の効果が出せます。

軽度のバウンドならば、バッファの中にパチンコ玉を5個ばかり入れると改善する場合もありま す。

目一杯錘を詰め込むんでは無く、振った 時にカタカタとバッファ内部で遊ぶ様にする のがミソですけど。 ほかにも、チャーハンを Prime製の穴無タイプにしたり、某エアボン さんのボルトストッパーを組んだりと色々有 りますんで御気軽に御質問ください~。
Posted by lightstafflightstaff at 2013年06月01日 11:28
こんばんわ。素晴らしいですね。
私はイノカツが動かなくて困っています...
09年モデルのイノカツのボルトキャリアの形状が好きだったのですが...
11年モデルでボルトキャリアの形状が変わってしまったので、RA-techのアルミキャリアを組んでいます。

最近はなぜかチャーハンを引いても ボルトキャリアの戻りが悪くなってきました・・・
Posted by RAMC at 2013年06月11日 23:45
>>RAMCさん

今晩は、lightstaffと申します~。

>09年モデルのイノカツのボルトキャリアの形状が好きだったのですが...

あり?09と11以降ってキャリア形状違うんですか?てっきり年を追うごとに表面仕上げが雑になってるだけだと思ってました。
ノズルは違うの知ってたんですがInoは色々と有りますね~。

>ボルトキャリアの戻りが悪くなってきました・・・

この辺りは使用パーツや加工によって変わってしまうんで何とも言えないんですが、現物見るのが一番なんですけどねぇ。
あまりに手こずるようなら送って頂ければ調整(まぁ、出来る範囲ですが・・・w)しますよ~。
御希望なら”オーナーへメッセージ”より御連絡下さい~。
Posted by lightstafflightstaff at 2013年06月12日 22:09
はじめまして いつも参考にさせて頂いてます。
ノズルの軽量化良いですね~
私は、最近イノカツを買っていろいろ弄っているのですが
プラノズルでうまく動作せず
あきらめてプラノズルからパーツをとり
アルミのノズルに移植して使ってます。
外部ソースで動作させたいのですがノズルが重たいため
ボルトの戻りがわるく残念な結果に
何か対策を考えなければ・・・・
Posted by NAGA at 2013年07月09日 21:47
>>NAGAさん

今晩は&いらっしゃいませlightstaffと申します~。

>ノズル軽量化

作動に余裕が出来るのでメリットは確かに有るんですが、ノズルインナー廻りまでガッつり削ると少々強度的に問題が出たりするんですよね~。

>プラノズル

AABB製の樹脂ノズルをINOKATSU一号機の方に組んでますが結構調子良いですよ~。
デフォだとボディがひん曲がってたりバリが出てたりと今一つですが、柔らか目な材質とアルミのノズルチップのおかげで破損には強いです。

>ボルトの戻り

アルミノズルを外部ソースでドライブするのならば、重量のあるボルトキャリアと強めのノズルリターンスプリングの組み合わせが良さそうな気がします。
ぶっちゃけ外部ソースで0.8Mpa掛ければINOフルノーマルでもバキバキ動きますからw(初速調整必須)

ともあれ何か御力になれそうな事が有ればお気軽に御連絡下さい~。
Posted by lightstafflightstaff at 2013年07月10日 20:59
アドバイスありがとうございます。
プラノズルですが、無知なものでG&P製のノズルをかってしまい
ノズル自体が何かに干渉してちゃんと戻らない現象が
AABB製でもどこかしら削って調整しないとだめでしょうか?

外部ソースは、コンプレッサーに0.5Mpa以上でないように変圧弁をつけたので
0.5Mpで動くように調節中なんですよね~
VFCのM27(スチールボルト入り)は、快適にうごいてるんですがね~
Posted by NAGA at 2013年07月10日 22:40
>>NAGAさん

>AABB製でもどこかしら削って調整しないとだめでしょうか?

AABBもG&Pも形状に決定的な違いは無いんで特に削りは必要ないと思います。
ただAABB製は個体によって鍋で煮て歪みを矯正する手間が・・・。
ボルトストップ時にノズルが戻りきらないのはボルトキャッチとの干渉が原因だと思われますので、私はキャッチを少々切削したりしてますけど。

>0.5Mpで動くように調節中なんですよね~

吊るしのWAM4は0.5Mpaでガシガシ動くので、ボルト廻りのムービングパーツ重量がノーマルWAM4と同程度なら、同じく0.5Mpaで動作出来るかによって作動性の良し悪しを判断することが出来ると思います。
でも、内部弄った銃で0.5で満足の行くフルオート作動させるのって結構ムズイですよねw
やっぱノーマルは良く出来てるなぁと思うことしきり・・・・w
Posted by lightstafflightstaff at 2013年07月11日 22:39
ボルトキャッチを削って見たのですが
硬く私の家の道具では、あんまり削る事が
できなかったので、諦めてる感じですw

アドバイス有難うございました。
Posted by NAGA at 2013年07月12日 19:20
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