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GHK AKM 初速どーしましょ?

あさてさて、このところ何やらかんやら弄くり回してるGHK AKMさんですがコヤツが中々の駄々っ子でして…。
箱だしでの動作はまずまずでしたが一回バラして再組み立て後はメタメタになりました。
根本的にインナーバレル~チャンバー~チャンバー入口の整列が出て無いのではないかと。
アウター基部のロックナットが箱出し時には緩めに締めて有るのも整列が出て無いインナー廻りを誤魔化すためな気がします。
その辺りを私はチャンバー外径を削り込みクリアランスを作り、歪みを逃がしました。
個体差が大きい様なので一概に言えないため切削場所や量は書きませんが、チャンバーを後方から押さえつけているパーツを外したらチャンバーやインナーが自重でスムーズに出てくる位にしてあります。
そんなこんなで動作自体は完璧になりましたが問題は初速の低さ…。
気温21度で50台後半とかチト厳しいです。
通常はノズルを分解してフロートバルブの開度、スプリングの硬さ等を調整すれば良いのですが私のGHK AKMはノズル廻りが接着してあるようでバラせません。
どーしたもんかと小一時間ノズルとにらめっこし、バラさずに初速を上げる方法を考案。って大した事じゃないですが。

ボルトからノズルを外し、ノズルに有るピンの内、フロートバルブを固定している方のピンを抜きます。

するとガスルートよりフロートバルブ側面の穴が見えるようになります。
私のUFC経由の日本向けの個体は2.5ミリ程の穴が明いてました。

この穴をガスルートからリューターを突っ込んで拡大します。
この時にノズル前方から棒等でフロートバルブを押さえるとバルブが暴れずに作業しやすくなります。
フロートバルブには側面に二ヶ所穴が有りますので両方とも拡大します。
自分の場合大体3.5ミリ弱まで拡大しました。
さて具合はどーかいな?

気温26度で初速約82になりました。
真夏に向けて少し余裕を見てこんな物かと。
内部の穴を拡大する際には少しずつやって初速を確認しながら作業して下さい。(くれぐれも自己責任で宜しくお願いします)
なお初速が出すぎた場合はインナーバレルがフルサイズですのでバレルカットで対応出来るかと。


さあ、後はHOPのクッションラバーを自作品に交換して終わりかな~?