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IronAirsoft WilsonCombat トリガーユニット

さて、今回のネタはWAM4 8号機に組んでみたIronAirsoft製"WilsonCombatトリガーユニット"です。
発売後随分経つので、実際に組み込んだ方も多いかと思います。
今更感タップリですが悪しからず~。

全バラするとこんな感じで、意外と部品数は少ないです。
ユニット化されているとは言え、動作自体はノーマル同様なんで当たり前かな?
材質はWilsonロゴの入っているフレーム部分はアルミ、それ以外はスチール製。
んで、気に成る動作感ですが、箱出しのまんまですと結構ガリガリゴリゴリしてます。
マッチトリガーみたいなシルキーな引き味を期待してるとガッカリしますね。うん。
その他に各部穴径等がルーズ方向な加工に成っておりガタも多目であり、全体的に華奢な印象。
更には当然っちゃ当然ですが、トリガーやシア、ハンマー、同スプリングなんかも専用設計品なんで破損時は結構困る事になるだろな~。
とまあ、勢いネガってみましたが見た目はかなり格好良いんで、盆栽方向のカスタムにこそベストマッチなパーツでしょうな。

では、ネガな点もハッキリしたんでチョコッと手を入れて行きましょう。
まずゴリゴリとしたトリガーの引き味ですが、トリガー周りの各パーツがワイヤー放電加工で切り出されているようで表面が荒れています。
画像イエロー部の表面をペーパー等で平滑に仕上げます。
今回は600番のペーパーの後に軽くバフ掛けしておきました。
更にピンク矢印部のエッジを極軽く丸めました。
また、シアスプリングが異様に柔らかかったので線径0.3、外径4mmのスプリングと交換。
最後に研磨部を、黒染めして加工は終了です。

こっからは個体差もあるかも知れませんが、この製品でもう一点気になる点がありまして・・・・・・。
ユニットに組まれるスリーブ状のハンマー、トリガー各ピンがかなりクリアランスが多くトリガーとハンマーが左右にグラグラします。
これが結構気になりますが、ピンを太らせる訳にも行きません。
しょうがないんでトリガーとハンマーの横にシムを組んで左右方向のガタを規制しときましょう。画像に有るのがシムです。
今回トリガー軸部には0.2mm×2枚、ハンマー軸部には0.3mm×2枚入れてみました。外寸は外形8mm、内径6mm。

因みにこのシムですが、ラジコン用の物で今回は京商製を購入してみました。
近所の模型屋に駄目元で凸したらあっさり見つかって拍子抜け。むむ、中々やるなホビーショップ丸信ェ・・・。

画像イエロー部左右にシムを挿入して組みなおしました。
ピンク矢印部の芋ネジ×2はユニットのロアとのガタ調整用です。弄ってもトリガー調整は出来まへん。

んでロアに組むとこんな感じに。
加工後はトリガープルもスムーズになり、左右方向のガタも程良い感じでなかなかの物に。
ハンマー打撃力も、ドライヤーでギンギンに炙ったProWinマグでもバッチリ作動するんで不足は有りません~。
総括すると、ハードな使用には向かないもののドレスアップ効果はバッチリなんで個人的には気に入りました。
惜しむらくは、もう少しタイトに製作されてたら最高だったんだけどな~。

さて次回は8号機完成編の予定です~。